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自分が性同一性障害と
断定されるちょっと昔
今から約15年ほど前に
友達の結婚式に招待されて
よりによって化粧なんてものを
しなくてはいけなくなった

そのころは性同一性障害という
立派なきちんとした名前で
診断されずに医者も知らなくて
ただのちょっと変わった人と
真剣に悩んでいるのに
わかってもらえなかった

変体扱いされて自殺した人もいた
自分たちもどう、表現したらいいか
わからなかったし
私自身男として生きたかった
外国では当たり前のことが

日本では御法度な分野だった。
情報も入ってくるのが遅い
まぁそれが日本だから
今でも変わってないと思うけど
お役所が動きたがらないんだよね

後輩の結婚式だから
私と新婦の共通の友達であった子を
私の車に乗せて会場へ向かった

化粧のやりかたがよく知らなかったから
お化粧が上手によくできるやりかたの
載っている本を買いにいってきた。

それを見て少しは
顔がましになるように

まだ披露宴の当日まで
時間があったから
家で何度もチャレンジして
当日までに少しはできるように
練習してがんばった

初めての化粧は難しいし
手間がかかって大変だった。

家で化粧をする時間も
披露宴の始まる時間にも
あまり余裕がなかったし
駐車場に止めた車の中で
化粧をすることになった


「理枝ちゃん、化粧がんばって」
「本当は、したくないんんだよね」
「披露宴自体も出たくないんだよね」
「なんででんの?(訳=どうしてでないのか)
「知っとるでしょう?
     私は対人恐怖症だってこと」
と、ぶつぶつ言いながら化粧をしていた

手順があまりわからないまま
運転席側のいすに座ったまま
乳液や化粧水などを手順どおりに
やっていったつもりだった

本当に適当でしないほうがいいような
そんな感じにしかならなかった
とても中途半端になってしまったが
それでも結婚式と披露宴にでた。

披露宴から1ヶ月あまり経ったころ
友達の好意で送ってきてくれた写真を見てびっくり
ほかの人と写っている写真を見たとき唖然とした。

私の顔が横向きで写っているものがあって
よくみるとあごのラインでくっきりと
あごの下と色がぜんぜん違う
最悪な恥ずかしい状況で
フェイスパックをしているようだった。
その写真を見ると憂鬱になるので引き出しの
奥にしまいこんだ。
これからは結婚式とかには参加せずに
断ることにした。



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